Webアプリーケション開発

エッジの重要性

エッジ構築のなされた商品
エッジコンピューティングは、IoTシステム構築で重要な要素となります。 エッジ処理のないIoTシステムは、生データの垂れ流しとなる為、結果、取りこぼしの発生、サーバー側の容量/負荷増大となり、処理遅れ等信頼のおけるシステムではなくなる事が多く発生致します。 クラウドで計算処理をさせる場合、生データを転送する事は、ネットワーク負荷及び月額使用料の増大、クラウド側の容量圧迫に繋がります。
信頼のおける結果を出すには、信頼のおけるデータである事。それは、エッジ・計測側が信頼のおける計測・処理である事が必須の条件となります。
イー・アイ・ソルでは、長年の計測システム構築ノウハウを生かし、信頼のおけるデータ取得・処理を行うエッジ構築を行っております。

エッジには、NI CompactRIOを採用

エッジコンピューティングに使う装置
エッジコンピューティングにはNI CompactRIOを採用しております。 LinuxやFPGAが搭載されたCompactRIOは、LabVIEWで構築したプログラムを組み込む事が可能となる為、最適なエッジシステムの構築が可能となります。 更に、CompactRIOは、電流・振動・音等センサーに合わせた100種類以上のモジュールが用意されている為、お客様の取得したい内容に合わせたエッジ構築が可能となります。

エッジ側での一次処理。解析処理も搭載可能。

LabViewのロゴ
CompactRIOにはCPUが搭載されており、CPUに応じた様々なラインナップが用意されています。 その為、簡単な一次処理から重たい解析処理まで組み込む事が可能となります。 例えば、平均値、MAX値、MIN値等の簡単な処理から、周波数解析等の処理まで、様々な処理を組み込む事が可能です。 上位サーバーでデータベースに登録が必要であれば、エッジ側でデータ変換処理、送信処理を組み込む事も可能です。 多数かつ多点から集まるサーバー/クラウドに、負担を掛けないエッジコンピューティングを構築致します。

エッジ側で判定・制御も可能。

様々な処理が組込可能となり、かつ、様々なモジュールが用意されているCompactRIOであれば、判定処理を組み込み、NG判定時にパトライトの鳴動、停止信号の出力、PLCとの連動等々のエッジコンピューティングを構築する事が可能となります。
計測だけでなく、制御処理も構築が可能となります。

エッジコンピューティング構築例

電源設備計測用エッジコンピューティング

振動8ch、電流、温度の計測。指定時間の平均値・MAX値・周波数解析値等の一次処理を組込。
上位サーバーの任意フォルダにデータ転送。
ネットワーク不具合時は、復旧までエッジコンピューティング内にデータ保存を行い、復旧後に自動転送を行い、データの欠落を防ぎます。

生産設備用エッジコンピューティング

モータの振動・電流の計測。指定時間の平均値・MAX値・周波数解析値等の一次処理を組込。
初期の計測段階となる為、一次処理データと共に、評価用生データ保存機能も搭載、一次処理データはサーバーへ、生データはNASへ保存致します。

工場内計測用エッジコンピューティング

温度・湿度・ガス濃度等の環境計測及び一次処理の組込。
クラウドへデータ転送後、クラウド側で計算処理を行い、エッジコンピューティングへ指令。
指令を受けたエッジが、換気ファンの制御を指令通りに行います。

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